2011年6月23日木曜日

糖尿病と歯周病

みなさん お疲れ様です。


 よしもり歯科医院に通院されている患者さんから、『昨夜のためしてガッテンみましたか?』という話題がありました。



歯周病と関連性の高い糖尿病について、お話させて頂きます。



糖尿病とは血液中に含まれる糖分の濃度。つまり、血糖値が病的に高くなった状態です。
尿の中にも糖分が出てきます。この高血糖状態が続くと、全身の血管系に影響を及ぼしてきます。

毛細血管では血行不良が生じ、口腔内の組織においては、歯肉への栄養供給や修復能力が低下します。また、高血糖により白血球の機能が低下するため、細菌に対し免疫能力が低下して、歯周病が起こりやすくなります。ほかにも唾液の減少、口腔内の糖分の増加なども、歯周病を悪化させてしまいます。この歯周病が、重篤な全身感染症を引き起こす原因となる場合もあり、注意が必要になってしまいます。恐いですね。




その患者さんによると番組中では歯周病を治療すると結果、糖尿病が治るとのことでしたが、、、






私は、それぞれの治療による相乗効果で結果、双方とも治癒に向かうのではと考えています。



実際、よしもり歯科医院で治療中(私どもの歯科医院で歯周治療をされない成人の方は皆無です)、もしくはメンテナンス中の患者さんで糖尿病をお持ちの方も多くいます。



皆さん歯周病の治癒に連れ、糖尿病のコントロールも良好になります。



ただ、メンテナンス中に不安定なこともあります。そのような場合は、メンテナンス間隔を短くしたり、主治医の先生とやり取りをしています。安心してお越しください。


せっかくですので歯科治療時に知っておいていただきたい事柄にも、触れていきたいと思います。



まず、もし現在内科などで治療を受けられている場合は、受けられている治療法や検査データなどを、ざっとでよいのでお話していただけると、安全に治療を進められます。もちろん主治医の先生との対診も大切です。HbA1Cが7以下だとたいていの治療(インプラントを含む外科処置)が可能になります。



予約をとる際は、食事と治療薬の時間についても、考慮に入れなければなりません。



空腹時に治療を行ったり、治療により食事の時間が遅れると、血糖値が下がり低血糖を起こしやすくなります。ほかには、糖尿病により口腔内で感染症を起こすリスクが高く、しっかりと口腔内のクリーニングを行い、予防として抗菌薬や含嗽薬の使用が推奨されています。



これ以外にも、治療中に気分が悪くなったときには、すぐにお知らせ下さい。


血糖値が下がり、低血糖ショックを起こしている可能性があります。
この場合、キャンディーやブドウ糖を含むジュースを飲んで頂いて、血糖値を上げます。



このように、糖尿病については様々な注意すべき事柄があるので、受診の際にはご相談下さい。



こんな感じのまじめな話もたまにはしなくちゃですね。 






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